2009年12月14日16:25:35
みなさん、
こんにちは!!
ケロッ太です。
先週、
「実践!月次決算書の見方・説明の仕方」
という、講習会に行ってきました。
会計には、数字と作る作業と、
その出てきた数字を経営に活かす分析作業があります。
そう・・・、
僕は数字を作る作業はできても、
出てきた数字を経営に活かすということができていなかった・・・。
これは、前々からの僕自身の大きな大きな課題でした・・・。
今回の講習は、まさしく僕のために企画されたような内容!!!
やる気満々で講習会に臨みました。
講習内容は、
月次決算で説明すべきポイントと説明ノウハウ
そして、いろいろな事例を基に
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローをみながら分析テクニックを学びます。
仕事に直結した内容で、大変勉強になりました。
講義の中で、先生が
「決算書の中から、キーとなる数字を見つけることが重要!」
と教えてくれました。
例えば・・・、
貸借対照表と損益計算書から「借入金の水準は適正かどうか?」を分析する場合、
決算書のどこをみるか!
損益の利益は出ている・・・。
借入金はちょっと多いような気もするけど
徐々には返済できてるし・・・
適正かどうか!!!って言われても
なんと言っていいのやら・・・。
いろいろ考えても、さっぱり答えが分かりません。
すると先生は
「キーとなる数字は?」
えっと・・・
借入金の減少額6百万?
でも、これって多いの少ないの?
先生 「キーとなる数字を借入金の減少額だと思っている人はいませんか?」
ケロッ太心の声 (ぎょぎょ!見抜かれてる・・・。
確かにこれじゃ多いか少ないか分からない・・・)
先生 「では、借入金を借入金の減少額で割ってみてください。」
ケロッ太心の声 (!!!!!)←目から鱗状態
出てきた答えは95年!
今のペースじゃ95年しないと借入金が返済できない。
そっか・・・、
確かに、経営者に
「毎年6百万づつ借入金が返済されてます。」
ってお伝えしても
「それが何か?」
って感じですが、
「借入金を今のペースで返済すると95年かかります。」
ってお伝えしたら、すごくわかりやすい・・・。
95年っていう数字が大きいか、小さいかは
その会社の規模や状況で判断しないといけませんが
でも、感覚的に借入金の金額が見えてくるような気がする・・・。
そういうことなんだ・・・。
この研修を受けただけで
すぐに経営分析ができるようになる訳ではありませんが、
経営分析のヒントをいっぱい教えてもらったような気がします。
後は実践あるのみ!!!
ずっとずっと越えられなかった壁!!!
こんどこそ越えられるように頑張ります!!!
それではまた来週
ケロッ太
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