2009年2月7日22:51:00
みなさん
こんにちは
ケロッ太です。
今日は、中村文昭さんの師匠、田端さんのお話です。
僕が中村文昭さんの話を聞いて
「ものすごく感動した!!」
ということは以前のブログでもお話しました。
その感動の一番大きな要因は
中村文昭さんの師匠である田端さんなんです。
中村文昭さんは18歳の時
焼き鳥屋で田端さんに出会い
そこから運命が大きく変わり始めました。
田端さんの話を聞いて、本気のスイッチが入った中村文昭さんは
当時、行商をしていた田端さんの弟子にしてもらいました。
田端さんと中村文昭さんの感動する話は山ほどあるのですが、
その中の1つ
僕が鳥肌が立つほど感動した、熊本弁の田端さんのセリフを
そのままご紹介したいと思います。
行商を手伝い始めた中村文昭さんに
田端さんは、どこまで本気なのかを試す為に
はちまきにきゅうりを2本立てさせて
中村文昭さんに 「軽トラの上で踊れ」
と命じます。
余りの突拍子もない命令に
はずかしいから・・・と尻込みする中村文昭さんに対して・・・
「お前、もう夢なんか見るな。
行動に移さないんだったら夢なんか見ないほうがいい。
お前は口先だけで何にもしようとしないじゃないか。
なにも難しいとこをやれとは言っていない。
100メートルを9秒台で走れとか、
勉強もろくすっぽしていないお前に
数学の難しい公式を解けとか、英語を日本語に訳せとか
お前に出来もしないことは何もいっとらん。
た~だ、音楽に合わせて踊りなさいといっただけじねーか。
踊るだけなら保育園のガキでも踊るばい。
3つや4つの子供にできてなぜ18のお前にできん?
おなえ自分で出来ない理由を言ってたね。
やったことがないから出来ません。はずかしいか出来ません。
みんなが見てるから出来ません。
お前は出来ない理由を言わせたら天才的ですね。
人間が夢が叶わない理由をお前知ってるか?
出来ない理由をいつも考えてるからだよ。
営業マンがなぜ売れないか知ってるか?
売れない理由をいつもいつも考えてるからだ。
出来ない理由を考えているやつは時間の捕らえ方も甘いんだよ。
「そのうち・・・」というセリフ
お前いつもいつも吐いていただろう。
今できることも、おなえはいつも「そのうち・・・」
お金がたまったら・・・とか、チームワークが整ったら・・・とか
みんな先送りたい。
出来ない理由と、そのうち・・・
その思考パターンに頭縛られている。
10年経って、出来ない理由とそのうち・・・を言ってたらね、
10年経っても20年経ってもお前の景色は全然変わってないよ。
でもね、目の前の景色変わってなかったってお前は生きてる。
隙間風の入ってこない家にすんで、
そこそこの服を着て、そこそこの飯を食ってる。
でも、それは何故だかわかるか?
ようく覚えとけ。
それはね、お前が生まれたこの国が日本だからだよ。
しかも、この豊かな時代をお前が選んで生まれてきたからだよ。
でも、発展途上国。めしを食えなくて人がばたばた死んでいってるような国には
出来ない理由やそのうち・・・なんて、そんなセリフ存在せんのだよ。
空港で、日本人の俺達が観光客で行くだろう。
そしたら3つや4つほとんど身なりの整っていない子供がね、
無理やり荷物ふんだくてって、無理やりタクシー乗り場まで運んでいって
チップよこせっていってきよろうが・・・。
彼らが「俺は社交があるほうじゃないから・・・」とか
話しかけられない理由を言うか?
「自国語が日本人には通用せんから」とか
出来ない理由をいうと思うか?
「あの人は怖そうな人だから、もっとやさしそうな人が来るまで」とか
客を選り好みしている余裕があるか?
そのうち、そのうちっていってる時間の余裕があると思うか?
そんなことを言ってたら家族が死ぬ。
やが自分が死ぬ。
死と隣り合わせになっとってみんか。
みんな本気のスイッチが入るばい。
世の中ね、お前含めてやる気は認めるさ。
やる気分がある。それは認める。
でもね、本気じゃない。
やる気と本気は全然違う。
やる気人間はやる気分を持ってる。
それを口にだしてごちゃごちゃ言ってるだけ。
でも、本気の人間は命に代えたってやってやる。
そう思って本気で未来を企んでるばい。
お前その差は分かるか?全然違うんだぞ。」
まだまだ田端節は続きますが今日はこの辺で・・・。
それでは、又来週!
ケロッ太
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